職場への不満は、誰でも抱えているといっても過言ではない。
給料が低い、拘束時間が長い、上司の態度が嫌など様々だ。多くの人は、これらの不満と付き合いながら仕事をして、適当にストレス解消することで勤務を継続している。我慢できなければ職場を辞めることになるし、もしくはストレスが原因で精神的な病になってしまう可能性もあるのだ。一つの組織には多くの人が働いているため自分の思い通りに行動することはできず、様々な制約があるのは仕方ない。ただ、改善できそうなことであれば努力をして、状況がよくなるようにしなければいけないだろう。
逃げ出すのは簡単なことであり、困難に立ち向かわなければ幸せだと思える状況にはならない。しかし、上司の態度が気に入らないからといって、直接その旨を伝えると当然憤慨されて評価が下がってしまうので行動には注意する必要がある。社会人としていって良いことと悪いことを判別しなければ、自分の立場を苦しくしてしまうだけだ。
だが、違法なことを強いられている場合は逆に我慢するべきではない。例えば、残業をしたにも関わらず適切に残業代が支払われなかったり、問題のある言動を上司からされていたりなどだ。この場合、法的な措置も仕方ないというスタンスで立ち向かう必要がある。法的な争いになれば今の職場でまともに働くのは難しくなるかもしれないが、屈してしまうのが一番悪く、日本は法治国家であることを再認識したい。